2025/10/25

【カメラ】話題沸騰!3coinsのミニトイカメラは初心者におすすめ?誰でも撮れる”エモい”写真徹底レビュー

 みなさんこんにちは。

ガジェットバジェットの、なおです。


今回動画のオープニングで流れた、ノイズや色味が独特な、レトロ感あふれる写真や動画は、実はあるアイテムで撮影しました。


それが、今SNSで話題沸騰中のスリーコインズ(3COINS)のミニトイカメラです。

「カメラ?スマホで撮ればいいじゃないか」と思う方もいるかもしれません。でも、そうじゃないんです。トイカメラなどのローファイ(低解像度・低画質)なカメラを使うと、手ブレや色のにじみがそのまま写し出され、見慣れた景色も一気にレトロで懐かしい、雰囲気のある写真に仕上がります。

実は私も最近、Kenko Pieni2というトイカメラにハマっているのですが、以前からスリコのトイカメラもずっと気になっていました。人気すぎてなかなか店頭で見かけなかったのですが、今年の夏に再販され、ついに手に入れることができました!

今回は、初心者の方にこそおすすめしたい、このカメラの魅力と、もっと便利に楽しむための使い方を徹底レビューしていきます。

・まずは開封と外観チェック

早速ですが、開封していきます!

中身を取り出すと、コンパクトなカメラ本体と、マニュアルが入っています。マニュアルは操作の確認に必要なので、間違って捨てないように注意しましょう。

・本体デザインとパーツ構成

本当に軽くてかわいらしい見た目です!

ボタン: 上部にシャッターボタン、背面に電源ボタンとメニュー・選択ボタンがあります。最初の操作はマニュアルで確認が必要です。

ポート類: 充電やデータ転送に使うType-Cポートと、写真を保存するSDカードスロットがあります。SDカードはSDXCで最大64GBまで対応しています。

その他: 側面にはマイクとリセットボタン用の小さな穴があります。レンズと液晶部には保護シールが貼られているので、撮影前に剥がしておきましょう。


・スリコ トイカメラの主なスペック(仕様)

このカメラの主要なスペックを確認していきましょう。

【撮影関連】

項目スペック詳細コメント
レンズ/F値f=2.2mm F2.8トイカメラなので数値はあくまで目安です。
フィルター24種類様々な色味を楽しめます。
フラッシュ機能あり小さいカメラですがフラッシュがあるのは嬉しいポイント!
タイマー撮影オフ/3秒/5秒/10秒自撮りや集合写真に便利です。
言語対応日本語/英語メニューが日本語対応なのはありがたいです。
ループ録画3分/5分/10分ドライブレコーダーのような使い方も可能です。

【記録関連】

項目スペック詳細コメント
本体保存可能枚数約30枚※静止画240×180サイズのみ。SDカードは必須です!
静止画サイズ最大8M(3280×2460)A4サイズくらいには引き延ばせる画素数です。
動画サイズ最大1080P(1920×1080)Full HDに対応しています。(実測フレームレートは30fps)
ファイル形式静止画:JPG / 動画:AVI動画は最長10分ごとのデータに分かれて記録されます。
対応メモリーカードmicroSDXC(64GBまで)他SDカードは別売りです。(64GBのものでも安価に購入可能です)

【電源関連】 ※ここが最も重要!

項目スペック詳細注意点
電池容量リチウムポリマー電池450mAh
充電時間約1時間30分
対応ACアダプタ出力5V2.4A以下のACアダプタPD(Power Delivery)対応の充電器は使用しないでください

必読!充電器に関する超重要注意点

スペック表にある通り、このカメラはPD(Power Delivery)対応の急速充電器の使用がNGとなっています。

最近のスマートフォンに使われる高速充電器はほとんどがPD対応なので、故障の原因とならないよう、少し古めのPD非対応の充電器(5V/2.4A以下のもの)を使う必要があります。


・実際に使ってみたレビュー

注意点を確認し充電を済ませたので、実際に撮影して感じた点をレビューします!

1. 静止画のシャッター感覚

静止画撮影で少し戸惑ったのが、シャッターを押した瞬間の感覚がわかりにくいことです。シャッター音は鳴らず、画面も点滅しません。

* 確認方法: 画面右上に表示されている残りの記録可能枚数(数字)が1減ることで「撮れたはず」と判断します。

* 一応、再生機能で確認は可能ですが、トイカメラの醍醐味として「気にせずパシャパシャ撮る」のが最高に楽しい使い方です。

* 私が愛用しているPieni2のように液晶画面がないカメラと違い、スリコカメラはすぐに確認できる点も初心者には安心です。


2. 動画撮影と音質

動画撮影時は、液晶に赤い表示が出るため、静止画よりも分かりやすいです。


* 音は側面のマイクでモノラル録音されますが、音質はあまり良くありません。本格的な録音には向かないので、雰囲気重視で使いましょう。


3. 写りの特徴:エモさが爆発!

このカメラの最大の特徴は「写り」です。


最新のデジタルカメラのようなクリアな写真ではなく、ノイズや独特な色味、そしてレトロな雰囲気が魅力です。


ある意味、手ブレやピンボケといった「失敗した写真」も全てが「味」になります。深く考えずにシャッターを押すだけで、SNSで「エモい」と言われるような写真が撮れてしまうのが、最高の楽しさです。


データ転送の注意点

データ転送、いちいちパソコン使うの面倒だと思いませんか?
実は、私もそう思い、直接スマホにつないでデータが取り出せるか試したのですが、うまくいきませんでした。
よくよく見ると、OTGケーブルなどで直接スマホに接続してはいけない、とのこと。


写真は「撮って出し」で楽しむ


トイカメラで撮った写真は、加工しないのが断然おすすめです。


スマホのノイズ除去やフィルターをかけると、せっかくの独特な「味」やレトロな色が消えてしまうことがあります。何も加工しない「撮って出し」の雰囲気をそのまま味わいましょう!

・トイカメラ初心者には「スリコカメラ」を激推し!


私が持っているPieni2とこのスリコカメラ、どちらも魅力的ですが、初めてトイカメラを買う方には、圧倒的にスリコカメラをおすすめします。


スリコカメラをおすすめする理由

1.  価格が安い:万が一壊しても、飽きても惜しくないという気軽さがあります。このハードルの低さが、トイカメラを始める最初の一歩を後押ししてくれます。

2.  液晶画面がある:Pieni2にはない液晶画面があるので、撮れているかその場で確認でき、初心者でも安心です。

安くて、簡単で、撮るだけで楽しい、三拍子揃った最高のトイカメラ入門機です。

スマホ写真に飽きてしまった方や、手軽な新しい趣味を探している方は、ぜひスリーコインズのお店で探してみてくださいね!


2025/10/18

【キーボード】えっ大丈夫?アブナイ改造…新品キーボードに「アレ」貼ったら激変した件… Ajazz AK680

 みなさん、こんにちは。

ガジェットバジェットの、なおです。


皆さんは、今お使いのキーボードの打鍵感に満足していますか?

「もう少し静かだったらな…」「カチャカチャした音が気になる…」と感じることもありますよね。


実は以前、理想のキーボードを求めて購入したものの、まさかの事態で失敗してしまった私…(その話はまた別の機会に)。


そんな中、海外のYoutuberさんがキーボードを手軽にカスタマイズしている動画を発見!

それは「テープモッド」と呼ばれる方法で、なんとキーボードの基盤裏にマスキングテープを貼るだけ、という、にわかには信じがたいカスタムでした。


「え、それ本当に大丈夫なの…?」と半信半疑でしたが、これが驚くほど効果があるらしいのです。

これはもう、自分で試してみるしかない!ということで、今回は初心者でもできるキーボードカスタムに挑戦してみました。

実際の作業の様子や打鍵音の比較は、こちらの動画で詳しく解説しています!ぜひご覧ください!

今回の主役:AliExpressで購入した「Ajazz AK680」

今回カスタマイズのベースに選んだのは、AliExpressのセールでかなりお得に購入できた「Ajazz AK680」です。


スペックと第一印象

配列: 65%配列

接続: 有線(USB Type-C)のみ

キースイッチ: 茶軸(タクタイル)

サイズ: 幅 約31cm / 奥行き 約10.2cm / 高さ 約2.7cm

重量: 約451g

赤とオフホワイトのキーキャップが、どこか懐かしいファミコンのような雰囲気でとても可愛らしいです。

ただ、全体的にプラスチック感があり、正直なところ高級感はありません。キーキャップの印字もおそらく転写式で、使い込むと薄くなってしまいそうなタイプです。


MOD前の打鍵音

まずは、何も手を加えていない状態の打鍵感をチェック。


とても軽い打ち心地ですが、「カチャカチャ」というプラスチックの反響音がかなり目立ちます。これはこれで悪くないのですが、今回はこの音をより心地よい音に変えていくのが目標です。


準備するものリスト(ほとんど100均でOK!)

今回のカスタマイズで使用した主な材料はこちらです。

・マスキングテープ:

 今回の主役!100円均一のものでもOKですが、私は幅広の3M社製を使いました。


・鉛テープ(防音・防振): 

筐体の底に貼り、重さと密度を増して反響音を抑えます。ホームセンターなどで手に入ります。


・EVAスポンジシート: 

吸音材として使用。100円均一で手に入ります。


・コットン: 

筐体内の隙間を埋めるために使用。こちらも100円均一のもので十分です。


・精密ドライバー: 

キーボードの分解に必須です。


いざ、キーボードカスタム!手順を徹底解説

新品のキーボードをいきなり分解するのは少し勇気がいりますが、思い切ってやっていきましょう!


STEP 1:分解作業

まずは、キープラーを使ってすべてのキーキャップを外します。

次に、トッププレートを固定している6ヶ所のネジを精密ドライバーで慎重に外していくと…基盤が取り出せました!


中を見てみると、筐体(ケース)の中はかなりスカスカ。この隙間が音の反響の原因になっているんですね。


STEP 2:筐体の静音化(鉛テープ&コットン)

まず、筐体の底に鉛テープを貼っていきます。これは自作PCの静音化で使っていたテクニックの応用です。筐体の重さと密度が増し、振動を抑える効果が期待できます。


次に、基盤と筐体の間の空間を埋めるため、コットンを敷き詰めます。その上から、筐体の形に合わせてカットしたEVAスポンジシートで蓋をします。


STEP 3:基盤にテープモッドを施す!

いよいよ今回のメインイベント、テープモッドです。

取り出した基盤の裏側(ソケットがない平らな面)に、マスキングテープを貼っていきます。海外の動画では2重、3重に貼る猛者もいましたが、今回はとりあえず2重で施工。


見た目はかなりアナログですが、これが打鍵音に劇的な変化をもたらします。


STEP 4:組み立て&キーキャップ交換

全てのMODが終わったら、逆の手順で慎重に組み立てていきます。

今回は、摩耗が心配だったキーキャップも交換することにしました。新しく選んだのは、印字が消えにくい昇華印刷で、高さが均一なXDAプロファイルのキーキャップです。

見た目も暖色系の落ち着いた雰囲気になり、大満足です!

メーカーは不明ですが、使用したキーキャップはこちらです。

Marshmallow 132 Keys Keycaps PBT Dye Sublimation XDA Profile


結果発表!打鍵音はどれだけ変わった?

カスタマイズ後の重量は、鉛テープのおかげで約80g増の531gに。ずっしりとした安定感が出ました。


そして肝心の打鍵音は…

驚くほど変わりました!


動画で聴き比べていただくのが一番分かりやすいですが、明らかに余計な反響音が減り、特に高音域がマイルドになりました。


MOD前: カチャカチャ、カンカン

MOD後: カタカタ、コトコト


プラスチック筐体なので、高級なアルミ製キーボードのような「コトコト」音とまではいきませんが、明らかに一音一音の輪郭がはっきりとし、落ち着いた心地よい音に変化しました。


まとめ:数百円でキーボードは“化ける”!

今回のカスタマイズにかかった費用は、キーキャップを除けば数百円程度。それでこれだけ打鍵感が向上するのですから、コストパフォーマンスは最高です。


何より、自分の手でキーボードを分解し、工夫を凝らして組み立てる工程は、まるでプラモデル作りのようで本当に楽しかったです。


ただし、キーボードの分解はメーカー保証の対象外となる行為であり、故障のリスクも伴います。もし挑戦される場合は、その点を十分にご理解の上、自己責任でお願いしますね!

それでは、また次のガジェットでお会いしましょう!

2025/10/11

【衝撃レビュー】Amazonで4000円の骨伝導イヤホン「KBEAR KB02」が価格破壊すぎる!Windと比較したら耳を疑った…

「えっ、こんな音が出ていいの? この値段で…?」

思わずそんな声が漏れてしまうほどのイヤホンに出会ってしまいました。

こんにちは!「ガジェットバジェット」の、なおです。


今回は、約4,000円という価格ながら、高級機にも採用される**「骨伝導ドライバー」**を搭載した中華イヤホン「KBEAR KB02」をレビューします。


筆者が愛用する25,000円の骨伝導イヤホンと比較しながら、その実力に迫ります。「安かろう悪かろう」の世界とは無縁の、驚くべきサウンドがここにありました。


きっかけは愛機「BQEYZ Wind」

レビューの前に、少しだけ私のイヤホン環境についてお話しします。私が普段から愛用しているのが、BQEYZの「Wind」という有線イヤホンです。2024年頃に約25,000円で購入しました。

このイヤホンの最大の特徴は、中低音域に「骨伝導ドライバー」が使われていること。骨伝導ならではの濃厚でこってりとした中低音がたまらなく好みで、少し重く長時間の使用は疲れるものの、その唯一無二のサウンドに惚れ込んで使っています。


▼BQEYZ Wind スペック

ドライバー: ダイナミックドライバー+コイル式骨伝導ドライバー

再生周波数帯域: 5~40,000Hz

感度: 113dB

インピーダンス: 38Ω

ケーブル: 0.78mm 2Pin(リケーブル対応)


そんな中、同じく「骨伝導ユニット」を搭載しながら、価格がWindの約1/5というイヤホンを見つけてしまったのです。それが今回レビューする「KBEAR KB02」でした。

これはもう、聴いてみるしかない。そう思い、早速購入してみました。


「KBEAR KB02」開封レビュー

Amazon.co.jpで購入。箱も綺麗で、スペックが日本語で書かれているのは安心感がありますね。

開封すると、ラメ入りの樹脂フェイスが美しい本体がスポンジにしっかりと固定されていました。価格を考えれば、ビルドクオリティは非常に高いと言えるでしょう。


▼付属品一覧

イヤホン本体

無酸素銅ケーブル (0.78mm 2pin / 3.5mmプラグ)

イヤーピース (3種3サイズ)

説明書 (中・英)


付属ケーブルは少し細めで頼りない印象も受けますが、後述する**「リケーブル」に対応**しているため、自分好みにカスタマイズが可能です。


スペック比較:低価格ながら侮れない構成

ここで、KBEAR KB02のスペックを見ていきましょう。


▼KBEAR KB02 スペック

ドライバー: ダイナミックドライバー+骨伝導ユニット

再生周波数帯域: 20Hz~20000Hz

インピーダンス: 40Ω

感度: 108 dB

ハウジング素材: 樹脂製

ケーブル: 0.78mm 2Pin(リケーブル対応)


再生周波数帯域はハイレゾ非対応の一般的な範囲ですが、注目すべきはインピーダンスが40Ωとかなり高い点。このイヤホンの性能をしっかり引き出すには、スマートフォン直挿しよりも、DAP(デジタルオーディオプレーヤー)やヘッドホンアンプを用意するのがおすすめです。

衝撃のサウンドレビュー:4,000円の音質とは信じがたい

今回はPCにDAC「NICEHCK NS1」を接続し、以下のロスレス音源で試聴しました。


▼試聴曲

RISA/紅蓮華

T-SQUARE/TRUTH

ヴィヴァルディ/協奏曲集「四季」から「春」


音源を再生して数秒。思わず「おっ!」と声が出ました。

私の評価は以下の通りです。

※ 個人的な感想です。参考程度にお考えください。

デザイン・質感      :★★★★☆

装用感          :★★★☆☆

高音域(金属系音)    :★★★☆☆

中音域(声、ボーカル)  :★★★☆☆

低音域(ベース音)    :★★★★☆

ノイズキャンセリング   :機能なし・

コスト/パフォーマンス  :★★★★☆

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おすすめ度        :★★★★☆


音の傾向: ややドンシャリ傾向だが、全体のバランスは非常に良い。

定位感: 各楽器やボーカルの位置がはっきりとわかる。

ボーカル: 他の音に埋もれることなく、透明感があり、息遣いまで聞き取れる。

高音域: ハイハットやシンバルが小気味よく刺さらない。

低音域: 骨伝導の効果か、もったりせずにクリアで輪郭がはっきりしている。


正直、少し呆気に取られてしまいました。「この価格で、本当にこんな音が出てしまっていいのか…」と。ハイレゾ非対応ではありますが、日常的に音楽を楽しむには十分すぎるほどのクオリティです。


【ステップアップ】リケーブルで真価を発揮。その面白さとは?

KBEAR KB02の魅力は、そのままでも素晴らしい音質だけではありません。「リケーブル」に対応しているため、ケーブルを交換してさらなる音質の変化を楽しめるのです。

リケーブルを行うには、イヤホン本体側とプレイヤー側の端子の規格を合わせる必要があります。


イヤホン側: MMCX、2pin、QDCなど

プレイヤー側: 3.5mm、2.5mm、4.4mmなど

KB02は「0.78mmの2pin」という、中華イヤホンで広く採用されている規格です。


ケーブル交換で音が覚醒!

今回は手持ちのケーブル「NICEHCK IcyMoon」(4.4mmバランス接続)に交換して聴いてみました。

※本来は同じDACで比較すべきですが、機材の都合上、別のDACを使用しています。


結果から言うと、このイヤホンはリケーブルで本領を発揮します。

より高音と低音が際立ち、バランス接続の効果で音像がさらにシャープになりました。付属ケーブルでも十分な実力ですが、リケーブル後のサウンドは、もはや4,000円のイヤホンが鳴らしている音とは信じられません。


ケーブルの材質や太さで音が変わる。まるで味変のように何通りもの音を楽しめるのが、リケーブル可能な有線イヤホンの醍醐味です。


まとめ:最高の「音楽と向き合う時間」をくれるイヤホン

手軽なBluetoothイヤホンが主流の今、あえて有線イヤホンを選ぶ理由。それは、じっくりと音楽そのものに向き合う、豊かな時間を与えてくれるからかもしれません。


今回レビューした「KBEAR KB02」は、

・4,000円とは思えない驚異的なサウンドクオリティ

・骨伝導ドライバーがもたらすクリアでパワフルな音

・リケーブルによる無限のカスタマイズ性

これらを兼ね備えた、まさに「価格破壊」の一台でした。


「これから有線イヤホンの世界に足を踏み入れたい」という初心者の方の最初の1台として、また、「面白いイヤホンを探している」という中級者以上の方のサブ機としても、心からおすすめできます。


この衝撃のサウンド体験、ぜひあなたの耳で確かめてみてください。



2025/10/04

【オーディオ】ダイソーの500円ハイレゾイヤホンは"買い"か?オーディオ好きが本気で徹底検証!

皆さん、こんにちは!

初心者向けにガジェットの魅力を発信するYoutubeチャンネル「ガジェットバジェット」のなおです。

突然ですが、皆さんは普段どんな環境で音楽を聴いていますか?

スマホにイヤホンを繋いで、という方が多いのではないでしょうか。今や音楽鑑賞は、私たちにとって最も身近なガジェット体験の一つですよね。

そんな中、最近よく見かけるこの「ハイレゾ」というマーク。

高音質な音楽の証とされるこのマークが付いたイヤホンが、なんとダイソーで500円(税抜)で売られていました。思わず二度見して、気づいたら2種類ともカゴに入れていました。


500円でハイレゾが手に入る時代…。これはオーディオ界の革命なのでは?

しかし、本当にその実力はあるのでしょうか?

この記事では、そんなロマン溢れるダイソーの500円ハイレゾイヤホンを忖度なしで徹底レビュー。「買うべきか、否か」の結論まで、しっかりお伝えしていきます!


そもそも「ハイレゾ」って何?

レビューの前に、少しだけ「ハイレゾ」についてお話しさせてください。


ハイレゾとは「ハイレゾリューションオーディオ」の略で、CDよりも情報量が圧倒的に多い音源のことです。CDではカットされてしまうような、アーティストの息づかいや楽器の繊細な響き、ライブの空気感といった細かな音まで記録できるのが特徴です。


ただ、先に言っておきますが、私はハイレゾ信者でも否定派でもありません。

じゃあ、なんなの?というところは動画内でお話していますので、ご覧いただけたらと思います。

今回のダイソーイヤホンは、そんなハイレゾ入門の扉を500円で開けてくれるかもしれない、夢のある製品なのです。


ダイソー500円ハイレゾイヤホン 製品概要

今回レビューするのは、こちらの2種類です。

どちらも価格は500円(税抜)。カラーバリエーションもいくつかありました。

パッケージにはそれぞれ、

青い方: 「ハイレゾ楽曲を繊細に再現」

ベージュの方: 「暖かみのあるバランスの良い音」

と書かれています。これは期待が高まりますね。

まずはスペックを見てみましょう。


スペック項目 内容(2製品共通)

ドライバーユニット 10mm ダイナミック型

再生周波数帯域 20Hz~40,000Hz

インピーダンス 16Ω

感度 98dB/mW

ケーブル長 約1.2m

端子 3.5mm 4極ミニプラグ


ハイレゾ対応イヤホンの定義の一つが「高域再生性能が40kHz以上」であること。このイヤホンもスペック上はしっかりとクリアしています(人間の可聴域は一般的に20kHzまでと言われていますが…)。


スペックを見る限り、2つの製品に違いは見当たりません。果たして音質に差はあるのでしょうか。


開封レビュー:500円とは思えない質感と、価格なりの部分

いよいよ開封です。


▼ 良かった点:高級感のあるアルミ合金ハウジング


まず驚いたのが、イヤホンの本体(ハウジング)の質感です。

もっとプラスチッキーで安っぽいものを想像していましたが、なんとしっかりとしたアルミ合金製。ひんやりとした金属の質感が、パッと見では500円の製品には到底思えません。これは素直に「すごい!」と声が出ました。

▼ 惜しい点:ケーブルとイヤーピース


一方で、ケーブルと付属のイヤーピースは、良くも悪くも「価格相応」といった印象。

ケーブルは細く、少し頼りない感じがします。ケーブルの分岐点を調整するアジャスターも付いていませんでした。

イヤーピースもごく普通のシリコン製なので、フィット感や遮音性を高めたい方は、別途購入して交換(リケーブルならぬリ"イヤーピース")するのをおすすめします。


音質レビュー:ハイレゾ感はどこに?

いよいよ本題の音質レビューです。

今回はPCにDAC(デジタル信号をアナログに変換する高音質化アイテム)を接続し、ハイレゾ音源で試聴しました。なお、ダイナミックドライバー搭載イヤホンの習わしとして、20時間ほど「エージング(慣らし運転)」を行ってから評価しています。

ちなみにこのDAC、動画内でも軽く紹介していますが、とても優秀です。価格も安くコンパクトで、イヤホンと一緒に持ち歩けるハイレゾ対応DACです。


▼ 全体的な音質の傾向


結論から言うと、2つの製品の音質に大きな違いは感じられませんでした。

どちらも共通して、かなり高音が目立つ、いわゆる「シャリシャリ系」のサウンドです。オーケストラのヴァイオリンやシンバル、ハイハットといった高音域の音がかなり前に出てきます。


その分、中低音は変な味付けがなくスッキリしており、モニターイヤホンのようにフラットでニュートラルな音質とも言えます。良く言えば、どんなジャンルの音楽も無難に鳴らしてくれるタイプです。


わずかな違いを挙げるとすれば、キャッチコピー通り「暖かみのある」と書かれたベージュ色の方が、ほんの少しだけ中低音に厚みがあるかな…?と感じる程度でした。


▼ 肝心の「ハイレゾ感」は?


そして最も気になる「ハイレゾならではの解像感や臨場感」ですが…正直なところ、あまり実感できませんでした。


スペック通り高音域が強めに出ているのは確かですが、「これがハイレゾの音か!」と感動するような繊細さや音の広がりは限定的です。数千円クラスの有名オーディオメーカー製イヤホンと比較すると、音の厚みや解像度で見劣りするのは否めません。


まとめ:結局、このイヤホンは「買い」なのか?

ここまでをまとめて、この製品のメリット・デメリット、そしてどんな人におすすめできるかを考えてみました。


▼ 良い点(メリット)

圧倒的な価格: とにかく500円で手に入るのが最大の魅力。

価格以上の見た目: アルミ合金ハウジングの質感は素晴らしい。

軽い装着感: ハウジングが小さく軽量で、長時間つけても疲れにくい。

マイク付き: 音楽だけでなく、Web会議や通話にも使える汎用性。

▼ 気になった点(デメリット)

どっちつかずの製品コンセプト: 本気で音楽を聴かせたいならマイクやボタンは不要ですし、通話用ならハイレゾ対応である必要はありません。製品の立ち位置が少し中途半端な印象です。

人を選ぶ高音域: シャリシャリした高音が好きな人には良いですが、人によっては刺さって聴き疲れする可能性があります。

「ハイレゾ」への過度な期待は禁物: ハイレゾマークに惹かれて買うと、期待外れに終わるかもしれません。

結論:こんな人におすすめ!

ダイソーの500円ハイレゾイヤホンは、「すべての人におすすめできる決定版!」とは言えません。

しかし、用途を絞れば非常に魅力的な選択肢になります。


【おすすめできる人】

急なWeb会議などで、とにかく安くイヤホンマイクが必要になった人

「ハイレゾ」がどんなものか、まずはお試しで体験してみたい人

高音質は求めないが、スマホ付属のイヤホンから少しだけ変えてみたい人

紛失してもショックが少ない、外出用のサブ機を探している人


一方で、すでに数千円クラスのイヤホンを持っていて、さらなる音質向上を目指す方にはおすすめできません。そういった方は、国内外のオーディオメーカーが作る3,000円~5,000円クラスの低価格イヤホンを探した方が、満足度は確実に高いでしょう。


500円という価格を考えれば驚異的なクオリティであることは間違いありません。しかし、「ハイレゾ」という言葉の響きに過度な期待はせず、「マイク付きの便利な500円イヤホン」として割り切って付き合うのが正解かもしれませんね。

気になった方は、ぜひダイソーで探してみてください!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


「LETSHUOER S12 Pro」圧倒的な解像感!平面駆動型イヤホンの大定番を徹底検証

 みなさんこんにちは。 ガジェットバジェットの、なおです。 今回はイヤホン好きなら一度は憧れる「平面駆動型ドライバー」にフォーカスを当てて深掘りしていきたいと思います。 平面駆動型といえば、あの繊細で圧倒的な解像感が魅力ですが、「高い」「鳴らしにくい」といったイメージを持っていま...