皆さん、こんにちは!
初心者向けにガジェットの魅力を発信するYoutubeチャンネル「ガジェットバジェット」のなおです。
突然ですが、皆さんは普段どんな環境で音楽を聴いていますか?
スマホにイヤホンを繋いで、という方が多いのではないでしょうか。今や音楽鑑賞は、私たちにとって最も身近なガジェット体験の一つですよね。
そんな中、最近よく見かけるこの「ハイレゾ」というマーク。
高音質な音楽の証とされるこのマークが付いたイヤホンが、なんとダイソーで500円(税抜)で売られていました。思わず二度見して、気づいたら2種類ともカゴに入れていました。
500円でハイレゾが手に入る時代…。これはオーディオ界の革命なのでは?
しかし、本当にその実力はあるのでしょうか?
この記事では、そんなロマン溢れるダイソーの500円ハイレゾイヤホンを忖度なしで徹底レビュー。「買うべきか、否か」の結論まで、しっかりお伝えしていきます!
そもそも「ハイレゾ」って何?
レビューの前に、少しだけ「ハイレゾ」についてお話しさせてください。
ハイレゾとは「ハイレゾリューションオーディオ」の略で、CDよりも情報量が圧倒的に多い音源のことです。CDではカットされてしまうような、アーティストの息づかいや楽器の繊細な響き、ライブの空気感といった細かな音まで記録できるのが特徴です。
ただ、先に言っておきますが、私はハイレゾ信者でも否定派でもありません。
じゃあ、なんなの?というところは動画内でお話していますので、ご覧いただけたらと思います。
今回のダイソーイヤホンは、そんなハイレゾ入門の扉を500円で開けてくれるかもしれない、夢のある製品なのです。
ダイソー500円ハイレゾイヤホン 製品概要
今回レビューするのは、こちらの2種類です。
どちらも価格は500円(税抜)。カラーバリエーションもいくつかありました。
パッケージにはそれぞれ、
青い方: 「ハイレゾ楽曲を繊細に再現」
ベージュの方: 「暖かみのあるバランスの良い音」
と書かれています。これは期待が高まりますね。
まずはスペックを見てみましょう。
スペック項目 内容(2製品共通)
ドライバーユニット 10mm ダイナミック型
再生周波数帯域 20Hz~40,000Hz
インピーダンス 16Ω
感度 98dB/mW
ケーブル長 約1.2m
端子 3.5mm 4極ミニプラグ
ハイレゾ対応イヤホンの定義の一つが「高域再生性能が40kHz以上」であること。このイヤホンもスペック上はしっかりとクリアしています(人間の可聴域は一般的に20kHzまでと言われていますが…)。
スペックを見る限り、2つの製品に違いは見当たりません。果たして音質に差はあるのでしょうか。
開封レビュー:500円とは思えない質感と、価格なりの部分
いよいよ開封です。
▼ 良かった点:高級感のあるアルミ合金ハウジング
まず驚いたのが、イヤホンの本体(ハウジング)の質感です。
もっとプラスチッキーで安っぽいものを想像していましたが、なんとしっかりとしたアルミ合金製。ひんやりとした金属の質感が、パッと見では500円の製品には到底思えません。これは素直に「すごい!」と声が出ました。
▼ 惜しい点:ケーブルとイヤーピース
一方で、ケーブルと付属のイヤーピースは、良くも悪くも「価格相応」といった印象。
ケーブルは細く、少し頼りない感じがします。ケーブルの分岐点を調整するアジャスターも付いていませんでした。
イヤーピースもごく普通のシリコン製なので、フィット感や遮音性を高めたい方は、別途購入して交換(リケーブルならぬリ"イヤーピース")するのをおすすめします。
音質レビュー:ハイレゾ感はどこに?
いよいよ本題の音質レビューです。
今回はPCにDAC(デジタル信号をアナログに変換する高音質化アイテム)を接続し、ハイレゾ音源で試聴しました。なお、ダイナミックドライバー搭載イヤホンの習わしとして、20時間ほど「エージング(慣らし運転)」を行ってから評価しています。
ちなみにこのDAC、動画内でも軽く紹介していますが、とても優秀です。価格も安くコンパクトで、イヤホンと一緒に持ち歩けるハイレゾ対応DACです。
▼ 全体的な音質の傾向
結論から言うと、2つの製品の音質に大きな違いは感じられませんでした。
どちらも共通して、かなり高音が目立つ、いわゆる「シャリシャリ系」のサウンドです。オーケストラのヴァイオリンやシンバル、ハイハットといった高音域の音がかなり前に出てきます。
その分、中低音は変な味付けがなくスッキリしており、モニターイヤホンのようにフラットでニュートラルな音質とも言えます。良く言えば、どんなジャンルの音楽も無難に鳴らしてくれるタイプです。
わずかな違いを挙げるとすれば、キャッチコピー通り「暖かみのある」と書かれたベージュ色の方が、ほんの少しだけ中低音に厚みがあるかな…?と感じる程度でした。
▼ 肝心の「ハイレゾ感」は?
そして最も気になる「ハイレゾならではの解像感や臨場感」ですが…正直なところ、あまり実感できませんでした。
スペック通り高音域が強めに出ているのは確かですが、「これがハイレゾの音か!」と感動するような繊細さや音の広がりは限定的です。数千円クラスの有名オーディオメーカー製イヤホンと比較すると、音の厚みや解像度で見劣りするのは否めません。
まとめ:結局、このイヤホンは「買い」なのか?
ここまでをまとめて、この製品のメリット・デメリット、そしてどんな人におすすめできるかを考えてみました。
▼ 良い点(メリット)
圧倒的な価格: とにかく500円で手に入るのが最大の魅力。
価格以上の見た目: アルミ合金ハウジングの質感は素晴らしい。
軽い装着感: ハウジングが小さく軽量で、長時間つけても疲れにくい。
マイク付き: 音楽だけでなく、Web会議や通話にも使える汎用性。
▼ 気になった点(デメリット)
どっちつかずの製品コンセプト: 本気で音楽を聴かせたいならマイクやボタンは不要ですし、通話用ならハイレゾ対応である必要はありません。製品の立ち位置が少し中途半端な印象です。
人を選ぶ高音域: シャリシャリした高音が好きな人には良いですが、人によっては刺さって聴き疲れする可能性があります。
「ハイレゾ」への過度な期待は禁物: ハイレゾマークに惹かれて買うと、期待外れに終わるかもしれません。
結論:こんな人におすすめ!
ダイソーの500円ハイレゾイヤホンは、「すべての人におすすめできる決定版!」とは言えません。
しかし、用途を絞れば非常に魅力的な選択肢になります。
【おすすめできる人】
急なWeb会議などで、とにかく安くイヤホンマイクが必要になった人
「ハイレゾ」がどんなものか、まずはお試しで体験してみたい人
高音質は求めないが、スマホ付属のイヤホンから少しだけ変えてみたい人
紛失してもショックが少ない、外出用のサブ機を探している人
一方で、すでに数千円クラスのイヤホンを持っていて、さらなる音質向上を目指す方にはおすすめできません。そういった方は、国内外のオーディオメーカーが作る3,000円~5,000円クラスの低価格イヤホンを探した方が、満足度は確実に高いでしょう。
500円という価格を考えれば驚異的なクオリティであることは間違いありません。しかし、「ハイレゾ」という言葉の響きに過度な期待はせず、「マイク付きの便利な500円イヤホン」として割り切って付き合うのが正解かもしれませんね。
気になった方は、ぜひダイソーで探してみてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。




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