みなさんは、最近ゲームをやっていますか?
私はファミコン世代なので、これまで一体どれくらいの時間をゲームに費やしてきたのか、想像するだけでゾッとするレベルです(笑)
今年も魅力的なビッグタイトルが目白押しですよね。
キャッスルヴァニアにエースコンバット、そしてゼルダ40周年の『時のオカリナ』のリメイク。全部やりたい気持ちは山々なのですが、悲しいかな、大人の日常にはとても時間が足りません。
最近のゲームはやりこみ要素やダウンロードコンテンツが豊富で、ラスボスを倒してからがむしろ本番のような長期戦になりがちです。
そんな最新の大作ゲームももちろん大好きなのですが、忙しい毎日のちょっとした息抜きには「レトロゲーム」が最高なんです。パッと始めて、パッと終われる。ゲームオーバーになったら潔くやめる。そんな手軽さが最大の魅力です。
そこで今回ご紹介するのが、ガジェット好き・レトロゲーム好きの心をくすぐるアイテム、「Data East Pocket Player」です。
あの「DECO(デコ)」の愛称で知られるデータイースト社の名作が、手のひらサイズで復活しました。今回はこのワクワクするデバイスの開封から、実際のプレイ感まで徹底的にレビューしていきます。
デザインと外観について
今回購入した「Data East Pocket Player」は、ミニチュア筐体のレトロゲーム機で有名な「My Arcade」シリーズを手掛けるdreamGEAR社の製品です。ストリートファイターⅡのアーケード筐体をリアルに再現したりと、往年のゲーマーの心を鷲掴みにするモノづくりをしているメーカーですね。
・My Arcade
早速開封してみると、まず目に飛び込んでくるのはレトロポップな外観。2.75インチのディスプレイは、昔ながらのアスペクト比4:3で設計されており、画面には『バーガータイム』の保護シールが貼られています。本体上部には電源スイッチとType-Cポート、ボリュームボタンが配置され、下部には付属のストラップホールと3.5mmのイヤホンジャックが搭載されています。お気に入りの高音質な有線イヤホンやこだわりのオーディオケーブルを繋いで、当時のピコピコとした8bitサウンドをじっくり堪能できるのは嬉しいポイントです。
操作系を見てみると、A・Bボタンは斜めに配置されており、リセットボタンとスタートボタンが並んでいます(セレクトボタンはありません)。そして特徴的なのが、十字キーではなく「丸形の方向キー」が採用されている点。ファミコインを思い出させるような形状で、独特のデザインアクセントになっています。
裏面には収録タイトルがズラリと印字されており、所有欲を満たしてくれます。少し開けにくい構造ですが、電池蓋を開けて単4電池を4本入れるか、Type-Cケーブルで給電することで起動します。
使用感とメリット
実際に起動してみると、その起動の早さに驚かされます。待たされることなく、すぐにゲーム選択画面が立ち上がりました。
この製品の最大のウリは、何と言っても「データイースト公式ライセンスの名作ゲームが、合法かつ手軽に遊べる」という点です。通常、この手のレトロゲームを最新のデバイスで遊ぼうとすると、自分で所有している機器からROMやBIOSを吸い出す必要があったり、本体の技適問題があったりと、非常に敷居が高くなります。しかし、このPocket Playerならそんな心配は一切無用です。
収録されているDECO公式タイトルは以下の8本。
* BurgerTime(バーガータイム)
* Bad Dudes(ドラゴンニンジャ)
* Karate Champ(空手道)
* Caveman Ninja(戦え原始人)
* Side Pocket(サイドポケット)
* Heavy Barrel(ヘビーバレル)
* BreakThru(強行突破)
* B-Wings(ビーウィング)
特にファミコン参入第一弾となった『B-WINGS』や、ナムコから販売されたことで有名な『バーガータイム』が入っているのは胸熱です。当時のアーケードの熱狂を、机の上にポンと置いておけるサイズ感で味わえるのは、4,000円台(購入時約4,724円)という価格を考えると非常にコストパフォーマンスが高いと言えます。
気になった点(デメリット)
魅力たっぷりな本機ですが、実際に使ってみていくつか気になった点、ツッコミどころもありました。
1. ボタンのクリック音がかなり大きい
操作性自体は丸形キーでも問題なくプレイできるのですが、ボタンを押すたびにカチカチとかなり大きな音が鳴ります。カスタマイズしたメカニカルキーボードの青軸スイッチを連打しているかのような音量なので、シューティングゲームのように連射が必要なタイトルを静かな場所でプレイすると、かなり目立ってしまうかもしれません。
Karate Champ © 1984 DATA EAST CORP.
2. 独特なROM仕様
例えば『B-WINGS』はファミコン版ベースなのですが、本体にセレクトボタンがないため、2Pプレイが選択できない独自のROM仕様になっています。また、コンティニューができないなど、オリジナルの感覚でプレイしようとすると少し戸惑う部分がありました。
3. 「謎のボーナスゲーム300本」のグレーな存在
実はこのゲーム機、DECO公式の8本に加えて、謎の「ボーナスゲームが300本」収録されています。実際に見てみると、中国や台湾の開発会社が作った「200-in-1」のような詰め合わせなのですが……画面にはどこかで見たことがある「魂〇羅」や「ロー〇ファイター」「サーカスチャー〇ー」そっくりなゲームが並んでいます。完全なコピーではないため違法性はないようですが、かなりグレーな部類です。ファミコン世代ならパッと見で元ネタが分かってしまうため、良くも悪くもツッコミどころ満載な仕様となっています。
まとめ
「Data East Pocket Player」は、ボタンの音やグレーなボーナスゲームなど、少し粗削りでツッコミどころのあるガジェットです。しかし、面倒な手間なく、データイーストの輝かしい名作たちを合法的に、しかも手のひらサイズでサクッと遊べる手軽さは、忙しい現代の大人ゲーマーにとって大きな魅力です。
余談ですが、私は2年ほど前にシイタケ栽培キットを買って自宅で育てたことがあります。しかし、温度や湿度の管理が素人には難しく、量もサイズも満足のいくものはできませんでした。実はこのデータイーストという会社、過去に「シイタケ栽培」の事業に手を出していたというマニアックな歴史があるんですよね。DECOの皆さんも、シイタケ栽培では私と同じような苦労をされたのでしょうか。そんな人間臭い歴史を持つメーカーのゲームだからこそ、今でも私たちの心に深く残っているのかもしれません。
□ Data East Pocket Player
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それではまた、次のガジェット記事でお会いしましょう!


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