みなさんこんにちは。
ガジェットバジェットの、なおです。
以前、当チャンネルの初動画として「青軸をオフィスで使うとどうなるか」という検証を行いました。
結論は言うまでもなく、「打鍵感は最高だが、音が大きすぎて静かなオフィスには不向き」というものでした。
それ以来、流行りの「コトコト」「ポツポツ」といったクリーミーでマイルドな打鍵音を求めて模索を続けてきましたが、ふと思ったのです。
「自宅で使うなら、打鍵音が大きくてもいいのでは?」
周囲に気を遣う必要がないなら、自分が気持ちよくなる音を追求してもいいはず。
ということで今回は、流行りの静音化とは真逆の方向、その名も「騒音化」に挑戦します。目指すは、キーを打つたびに44口径の拳銃をぶっ放すような打鍵感です。
騒音化のための戦略
世の中には「バックリングスプリング方式」という轟音キーボードも存在しますが、今回はあくまで一般的なメカニカルキーボードのパーツ互換性を維持したままカスタムを行います。
AI(Gemini先生)に助言を求めたところ、以下のポイントが挙がりました。
・アルミ筐体を使う: 音を反響させるため。
・中を空洞にする: 音が吸収されないように吸音材を排除する。
・キースイッチ: 「Kailh Box Navy」がおすすめ。
これらを元に、今回のプロジェクトを進めていきます。
使用する機材とコスト
基準となるベース機には、AliExpressで購入した格安アルミキットを選びました。
筐体: Leobog Hi75C(有線のみモデル)
価格: 5,598円(購入時)
バッテリー内蔵モデルだと空洞化の際に邪魔になります。
有線モデルなら中身を空っぽにしても技適や安全面の心配が少ないのがメリットです。
カスタム工程:徹底的な「吸音材排除」
1. 開封と分解
届いたLeobog Hi75Cは、案の定箱が凹んでいましたが中身は無事。
マットな黒のアルミ筐体で、重量感もあり質感は悪くありません。早速分解していきます。
2. フォーム類の撤去
通常、良い打鍵感を作るために重要視される「Poronフォーム」や「ガスケットマウントのスポンジ」。今回はこれらをすべて取り払います。
トッププレート下のPoronフォーム → 撤去
基板下のPoronフォーム → 撤去
底面の透明フィルム → 撤去
ガスケット(スポンジ) → 撤去
ただし、基板とアルミ筐体が直接触れるとショートする危険があるため、基板裏には絶縁用のマスキングテープを貼り付けました。
3. 真鍮プレートへの換装
スカスカになった内部に響かせるため、トッププレートも変更します。
今回は奮発して真鍮製(Brass)プレートを用意しました。硬く、重く、吸音とは無縁の素材です。
スイッチには、Gemini先生おすすめのクリッキータイプ「Kailh Box Navy」を採用。真鍮プレートとの相性は抜群とのこと。
完成!打鍵音と騒音値の結果は?
見た目は黒筐体に黒キーキャップの落ち着いたキーボードですが、中身は凶暴な仕様になっているはずです。
実際に打ってみると……
「重く、硬く、そして響く!」
騒音計で計測してみたところ、最大で72.6dBを記録しました。
ただ、数値以上に「指に返ってくるクリック感」と「金属的な反響音」があり、妙な爽快感があります。
気になった点
フォーム類を全て抜いてガスケットも排除したため、内部で少しガタつきが出てしまいました。また、スイッチの位置が若干低くなり、ストローク感に変化が出ています。
筐体内で反響させるためには、トッププレートを固定しつつ吸音しない素材でスペーサーを噛ませるなどの工夫が必要かもしれません。
まとめ:今回のパーツ構成
今回は約1.5万円で、非常にユニークな打鍵感のキーボードが完成しました。
静音化に飽きた方は、一度「騒音化」の世界を覗いてみてはいかがでしょうか?
※価格はAliExpressでの購入時のもので変動します。
【使用パーツ一覧】
・本体:Leobog Hi75c ¥5,598
・キースイッチ:Kailh Box Navy 90pcs ¥3,479
・トッププレート:Hi75/Hi75c用真鍮製 ¥3,742
・キーキャップ:133keys Side-Printed ¥1,987
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計 ¥14,806
それではまた、次のガジェットでお会いしましょう!

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